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ニュースレター

第3弾
水俣高校生が水俣条約第6回締約国会議(COP6)で
水銀教育の課題と水俣高校の水銀学習の取組を世界に発信

環境省主催セミナー
「現代を生きる私たちは過去からの教訓をどう活かすか~水俣病の経験から考える~」

水俣から世界へ、高校生が発信する水銀問題と課題

水銀に関する水俣条約第6回締約国会議(COP6)が、令和7年11月3日(月)から7日(金)まで、スイス・ジュネーブにて開催されました。今回は水俣高校独自の取組を世界へと発信した高校生について紹介します。

水俣条約とCOPとは?

水俣条約は、水銀とその化合物の人為的な排出・放出から人の健康と環境を保護することを目的に、水銀のライフサイクルの各段階における包括的な対策を規制しています。締約国会議(COP)は2年に1度開催され、今回のCOP6には135か国・1,000名以上が参加し、新たな規制等について議論しました。

このCOP6に、水俣高校の生徒の2人(2年生の岩阪さん、1年生の本山さん)が現地で参加・登壇しました。

水俣高校での水銀学習

水俣高校では、高校生の水銀関連の認知度の課題を踏まえて、令和7年度から水銀に関する授業を1年生全員に対してカリキュラムを組んで体系的に実施し、水銀の性質や水俣病、健康影響、水銀測定法、水俣条約についての授業に加え、語り部さんの講話、JNC水俣製造所や曾木発電所遺構といった関連施設への見学等を通じて水銀について幅広く学んでいます。

COP6での発信

今回のCOP6で高校生は2つのサイドイベント、海外のユース(若者)との意見交換・交流イベント「第1回水銀に関する国際ユースダイアログ」と、様々な団体・研究者等による発表セッション「ナレッジ・ラボ」に登壇しました。

水俣高校の水銀学習の取組や、水俣高校生への水銀関連の認知度調査の結果について英語で発表し、水銀問題に取り組む同じ世代の世界のユースや、世界各国政府の代表や研究者等と交流や意見交換を行うことで、水俣から世界に向けて発信しました。



今回のセミナーでは、水銀問題について学習している学生からの視点や、次世代から見た水俣病の教訓についても取り上げる予定です。

ステージ上で発言する水俣高校生
ステージ上で発言する水俣高校生

開催概要

日時:2026年3月7日(土)13時30分~17時(予定)

会場:ビジョンセンター品川アネックス

特設サイト:https://www.minamata-keihatsu-r6.jp/

プログラム

時間 内容 講演者
13:30~ 環境省挨拶、日本国内での取組について 環境省
13:40~ 水俣病概要 奥羽 香織 氏
(一般社団法人水俣・写真家の眼)
藤田 伸一 氏
(新潟県立環境と人間のふれあい館 館長)
14:10~ 語り部講話 吉永 理巳子 氏
(水俣市立水俣病資料館 語り部)
15:10~ 休憩
15:30~ パネルディスカッション
「現代を生きる私たちは過去からの教訓をどう活かすか」
<コーディネーター>
遠藤 邦夫 氏(一般財団法人水俣病センター相思社 理事)

<パネリスト>
旗野 秀人 氏(冥土のみやげ企画)
吉永 理巳子 氏(水俣市立水俣病資料館 語り部)
山崎 陽 氏(一般社団法人あがのがわ環境学舎)
熊本県立水俣高等学校1年生